社会を生きる一企業としての社会貢献のカタチ

CSRとは(Corporate Social Responsibility)の略、訳すと「企業の社会責任」という考え方です。
簡単に言うと、企業は利益だけを追求するのではなく、企業にかかわるすべての人々の価値観に則した活動も必要であるという考え方です。
具体的に例をあげると、最近よく耳にする環境問題への取り組みであったり、従業員に働き安い環境を保証したり、情報の公開、地域への貢献、地球規模での社会 貢献、メセナ、寄付行為、女性への配慮、そして当然のことながら安心・安全な商品・サービスの提供等があげられます。
一見「利益に直接結びつかない活動」と思われがちですが、欧米では「企業を評価するもっとも重要な指標」という考え方が普及しています。
私たちも創業の時点で、微力ながらもCSRを実践していこうとこのプロジェクトを推進いたしております。
企業として社会に役立つ事業を行うことこそが、消費者から支持され、業績がのびる唯一の方法なのです。
景気の悪い日本で今そんな無駄な予算はない、という声が聞こえてきそうですが、不況だからこそ大切にすべき考え方であり、社会貢献活動は、経営にもっとも直結している大事な活動であると思います。
「子供たちに豊かで健全な精神を育む世界」を
前述したCSRの具体的活動として私たちは創業時からクリック募金「WAR IS OVER」プロジェクトを推進しています。
WAR IS OVERとは題名の通り「戦争のない平和な世界」を創ること目標にした社会貢献プログラムです。
「戦争」と聞くといわゆる「反戦」や「非戦」といったイメージを持ってしまうものですが、このWAR IS OVERプロジェクトは「市民が平和な社会づくりに向けて身近にできることを追求する」ことをテーマとしています。
つまり「戦争反対」を訴えるプロジェクトではなく、「平和な社会」を創りだすことを目標にしたプロジェクトなのです。
では「平和な社会」のビジョンとは一体なんなのでしょうか?
それは健全な善良なる市民の皆さん一人ひとりが想い、描き、考えている理想の社会のことを指しています。
すなわち、それは一人の人間が描いた社会ではなく、個人が想い、一個人として目指さなければならない世界なのです。
決して私たちが考えた平和な世界像が全てではありません。
もちろん誰か有名な活動家の方や歴史上の人物が描いた世界でもありません。
主役は「皆さん」であるということです。
「平和」という言葉自体とてもとても広い意味を持っています。
日常の平和、暴力や争いのない世界、武器のない世界、いじめや自殺のない世界、犯罪が起こらない世界、子供たちが安心して暮らせる世界・・・。
人それぞれ「平和」の定義も違うことでしょう。
それでも世界が平和になって欲しいと願わない人はいないでしょう。
私たちは、世界が平和であることを望むなら、好きな子と付き合いたい、お金持ちになりたい、もっと勉強ができるようになりたい、就職したい、野球がうまくなりたいと望むことと同じように日常生活の中で「努力」をしなければならない。
叫ぶ、祈ること以外に努力する方法はないのだろうか?自分にできる範囲でできる努力。
それを実行していくこと、またそれを応援していこうという活動が「WAR IS OVER」というプロジェクトなのです。
そのプロジェクトの第一弾として具体的に2007年10月から開始したのが「クリック募金」事業です。
このクリック募金の主眼は私たちが描く平和な世界「子供たちに豊かで健全な精神を育む世界」を創ることにあります。
最近は物騒なニュースばかりで、毎日のように新聞を見ていて日々暗い気持になる。
こんな日常に不安を抱く社会も決して健全な社会だとは思えないのです。

そうした思いから、我々が感銘を受けた活動「絵本によるまちづくり」を行っている剣淵町の「絵本の館」に募金を行っております。
北海道北部の中心都市・旭川市から北へ約45km、車で約1時間の位置にある人口4,200人の小さな小さな過疎の町「剣淵町」。
この小さな町が、とても大切にしていることがあります。
それは、全国でもめずらしい『絵本』によるまちづくりです。
この町に世界中の絵本を集めた絵本の館があります。
その数なんと45,000冊。
子供の頃、眠る前に母が読んでくれるお話に、いつもわくわくし、小さな体には無限の夢や冒険の世界が広がっていました。
その世界こそが「平和な社会」へのビジョンに他ならないと思うのです。
子供だけではなく、いつのまにかその世界を遠くに感じてしまい、おとなになってしまった少年少女たちにも心の豊かさを取り戻す機会を与えてくれる素晴らしい活動だと思います。

この募金により、一冊でも多くの世界中の素晴らしい絵本を購入していただき、一人でも多くの方に「心に平和」を持つキッカケにつながるよう願っております。
クリック募金は、一企業がただ単に募金するのではなく、賛同いただいたスポンサー企業と同じく賛同いただいたユーザの気持ちも一緒に届けることができるインターネットならではの素晴らしい仕組みだと思います。
私たちはこの持続可能な手法(クリック募金)をもって側面から支援し続けていこうと思います。
WAR IS OVER サイト http://warisover.jp
世界には、人の数だけ「平和な社会」をつくる方法がある

世界には平和な世界実現のために素晴らしい活動を行っている諸団体および個人がたくさんいます。
方法もそれぞれ違います。
世界には、人の数だけ「平和な社会」をつくる方法があると思います。
あなたも自分にしかできない、また自分でできる範囲で「平和な世界」づくりに行動を起こしてみてください。
大切なことは、もちろん金額の大小、活動の規模の大小ではなく、いつ、どこで、誰が、どのようにといった方法論でもなく、「やるかやらないか」を自分自身で決めることにあると思うのです。
社会貢献活動というのは人それぞれ違って当然であり、あまりにもその範囲は広大だと思います。
大切なことは「できるできない」ではなく「やるかやらないか」を決めることです。
このWAR IS OVERプロジェクトにより、一歩でも「平和な社会」に近づけるよう、そして一人でも多くの人がそれぞれの「平和」への活動を起こすことを切に願っています。